方于リラ   Masako Rira

筝曲家・即興演奏家。

オリジナル琴「奏音(かのん)」の開発、
海外公演、文化交流、寺社での演奏など
日本の響きを世界へ届ける活動を行っています。

音が世界へ広がるまで

1.Tradition    伝統との出会い 

幼少より箏・三弦を学び、正派生田流師範として、伝統的な筝曲の世界で研鑽を積む。
 活動中、ピアノやフルートなど西洋楽器との共演を重ねる。異なるジャンルとの出会いをきっかけにジャズ理論を学び、コード進行や即興(インプロヴィゼーション)の世界へ。そこから、自由な音楽表現の可能性に魅了されていく。 

2. Innovation    奏音(かのん)の誕生

 他ジャンルの演奏家とセッションを重ねる中で、「より自由に、より多くの人が箏を楽しめるように」という想いから、2000年にオリジナル箏「奏音(かのん)」を開発する。 

持ち運びしやすいよう短く軽量化し、五線譜で演奏できる箏として、2001年から教室も開講する。 

3.Across the World  世界との出会い

アメリカ、ブラジル、スイス、ドイツ、モナコなどで演奏会やワークショップを開催。 
また、定期演奏会では毎回世界各国の演奏家との共演を重ね、ジャンルや文化の違いを超えた出会いが、音楽表現の可能性を大きく広げるきっかけとなった。 
世界のリズムや旋律の違いを超えて響き合うことの喜びが、現在の即興演奏や Resonantia の活動へとつながっている。

4.Spontaneous sound creation     即興という表現

2016年、突然何もやる気が起きなくなる状態が3か月間続く。 

再び箏の前に座ったとき、無心の状態で旋律があふれ出し、その音が自分自身を癒し、解放する体験となった。 

この出来事をきっかけに、音の波動や響きの可能性を探求しながら、即興演奏の活動を開始。 

高野山・金剛峯寺、スイスの教会など、寺社でも多数演奏。 
 また、長浜・慶雲館「長浜盆梅展」の効果音制作も担当し、 その場の空気や人々との出会いの中から生まれる「一期一会の音」を大切にしている。  

Resonantia  レゾナンシア~共鳴の旅路~

 東洋と西洋の祈りと音をつなぐ旅 

2024年、知人の紹介をきっかけにスペイン・バルセロナを訪れる。
現地のスタジオで出会ったフラメンコ・ジャズグループとの共演では、初めて演奏するフラメンコの楽曲にもかかわらず、音楽を通して自然につながり、温かく迎え入れられた。
異なる国・文化のリズムや響きが一つになる体験をし、2025年には「Resonantia ~共鳴の旅路 ~」を日本で初開催。四国・安楽寺、滋賀・近江孤篷庵などで演奏を行い、多くの人々と響きを分かち合い、喜びや感動の声が多数寄せられた。
現在は、四国遍路とスペイン巡礼路という二つの巡礼文化に着目し、それぞれの土地が育んできた音や祈りをつなぐ新たなプロジェクトを構想している。
音楽を通して、文化・言語・宗教の違いを超え、人と人が響き合う場を世界へ広げていくことを願っている。

Sound Amulet    音入りお守り

 ~音を持ち歩く、新しい祈りのかたち~ 

古来より琴は、神事や祈りの場において大切に用いられてきました。 

現在、四国霊場第六番札所  安楽寺 にて、箏の響きを収録した音入りお守りが授与されています。 

即興演奏の「響き」や「共鳴」を、より身近な形で届ける取り組みとして活動を広げています。 


  


  潤    Mellifluous sound 

 

  You Tube動画

※リラックスした状態でご覧ください

  眠くなることがあるので、運転中はお控えください 

 
2016年、人生の転機となる時期に生まれた即興音です。 
無心で自然にあふれ出した旋律は、自分自身を癒し、解放する体験となりました。 
現在の即興演奏活動の原点となる楽曲です。